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海外旅行保付はクレジットカード機能だけで大丈夫? 海外旅行保険の運用を紹介
海外旅行を計画する際、クレジットカードに付帯する海外旅行保険だけで十分なのか気になる方も多いでしょう。
実際には、クレジットカードの保険では補償が不十分な場合があり、特にアメリカやヨーロッパなど医療費が高額な地域では追加の保険加入が推奨されます。
この記事では、クレジットカードの保険内容を比較し、必要に応じて単体の海外旅行保険を検討する重要性を詳しく解説します。
- クレジットカードに付帯する海外旅行保険の条件
- 利用付帯と自動付帯の違い
- 海外旅行傷害保険付きの代表的なクレジットカード
- オススメの海外旅行傷害保険の組み合わせ
海外旅行傷害保付帯付のクレジットカードは、旅行中の怪我や病気に対する保険を提供します。
カード名 | EPOSカード | MileagePlus | リクルートカード | ANA AMEX | 楽天カード |
傷害・死亡 | 2,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 50万円 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | 50万円 |
疾病治療費用保険金 | 50万円 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | 50万円 |
賠償責任保険金 | 2,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 | 3,000万円 | 2,000万円 |
救援者費用保険金 | 50万円 | 100万円 | 100万円 | 200万円 | 50万円 |
携行品損害保険金 | 10万円 | 20万円 | 20万円 | 30万円 | 10万円 |
適用期間 | 90日間 | 90日間 | 90日間 | 90日間 | 90日間 |
適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
主な特典として、医療費の補償、緊急医療搬送、死亡・後遺障害保険金が含まれます。
ただし、保険金額や適用条件はカードによって異なり、不足する場合があります。
海外旅行傷害保険 自動付帯
海外旅行傷害保付帯保険の自動付帯とは、クレジットカードを利用して旅行代金の支払いを行わなくても、カードを所持しているだけで保険が適用される仕組みです。
ゴールドカードや年会費が発生するクレジットカードに提供されていることが多いです。
これにより、旅行中に怪我や病気が発生した際、自動的に保険の補償を受けることができます。
自動付帯の保険は、特に急な旅行計画でも安心して利用できる点が魅力です。
海外旅行傷害保険 利用付帯
海外旅行傷害保付帯保険の利用付帯とは、クレジットカードを使用して旅行代金の一部または全額を支払うことによって保険が適用される仕組みです。
例えば、航空券やツアー代金、宿泊費などをクレジットカードで決済すると、その旅行期間中に保険が有効になります。
このため、カードを持っているだけではなく、具体的な旅行費用の支払いが必要です。
- 航空券
- 空港までのタクシーや電車などの交通費
- オプショナルツアー
- 募集型企画旅行
- 渡航先でのリムジンバス
適用条件と補償内容はクレジットカード会社によって異なるため、詳細はクレジットカード会社に確認をしてください。
必要に応じて単体の海外旅行保険を追加することを検討しましょう。
複数枚のクレジットカードに海外旅行傷害保険
複数のクレジットカードに海外傷害保険が付帯しているケースで、保険を利用する時の条件について紹介します。
結論、補償内容で請求は異なります。
補償額が合算されるため、総補償額が増えます。例えば、治療費用が各カードで200万円ずつ付帯している場合、合計で400万円の補償を受けることができます。
死亡・後遺障害の補償
死亡・治療で海外旅行傷害保険を使用するときは高い保障額が適用され、負担割合は保険の補償額で保険会社負担します。
例えば3枚のクレジットカードのうち、1枚目の補償額が2,000万円で、あとの2枚が1,000万円ずつだとします。
保険適用のされた時には最大2,000万円の保険金が適用されます。
補償額 | 負担額 | |
---|---|---|
A社 | 2,000万円 | 1,000万円 |
B社 | 1,000万円 | 500万円 |
C社 | 1,000万円 | 500万円 |
クレジットカードの保険と個別で加入した海外旅行保険も同様に、高い金額が適用されます。
治療・携行品損害・救援者費用は合算が補償金額
治療費用、救援者費用、携行品損害などは複数のカードの補償額が合算されることが多いです。
例えば、3枚のクレジットカードで1枚のカードが200万円で2枚目、3枚目が100万ずつの場合、400万円が補償金額になります。
補償額 | 負担額 | |
---|---|---|
A社 | 200万円 | 200万円 |
B社 | 100万円 | 100万円 |
C社 | 100万円 | 100万円 |
クレジットカードの保険と個別で加入した海外旅行保険も同様に、高い金額が適用されます。
海外旅行傷害保険 付帯クレジットカード
EPOSカード【利用付帯】
年会費 | 無料 |
---|---|
条件 | 利用付帯 |
傷害死亡/傷害後遺症保険金 | 3,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 200万円 |
疾病治療費用保険金 | 270万円 |
賠償責任保険金 | 3,000万円 |
救援者費用保険金 | 100万円 |
携行品損害保険金 | 20万円 |
保険適用期間 | 90日間 |
- 電車・バス(空港までのリムジンバス、電車)
- 渡航先での特別電車や高速バス
- オプショナルツアー
- 海外ツアー(出国前)
- 空港に向かうタクシー・海外で利用したタクシー
※宿泊代は対象外
エポスカードは、年会費無料で手軽に持てるクレジットカードであり、特に旅行好きにとって魅力的な特典が多いのが特徴です。
海外旅行傷害保険は利用付帯で年会費無料としては年会費が発生するクレジットカードよりも充実しています。
ただし、渡航先によって保障内容が不十分にも思えるので必要に応じて、別途海外旅行保険の加入を検討してください。
\利用付帯で最大3,000万円の補償/
楽天カード(利用付帯)
年会費 | 0円 |
---|---|
条件 | 利用付帯 |
傷害死亡/傷害後遺症保険金 | 2,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 50万円 |
疾病治療費用保険金 | 50万円 |
賠償責任保険金 | 2,000万円 |
救援者費用保険金 | 50万円 |
携行品損害保険金 | 10万円 |
適用期間 | 90日間 |
楽天カードは、年会費無料で通常ポイント還元率は1%で1.0%ですが、
楽天市場や楽天ブックスでの利用時には3.0%となります。
貯まったポイントは楽天市場での買い物や楽天証券でのポイント投資など、多様な利用方法があり、ポイントの有効期限も実質無期限です。
海外旅行傷害保険は募集型企画旅行の利用付帯の制限があり、ツアーを利用する人は活用したい海外旅行傷害保険です。
- 募集型企画旅行の支払い
\United航空のマイルが貯まる/
MileagePlus【利用付帯】
年会費 | 5,500円 |
---|---|
条件 | 利用付帯 |
傷害死亡/傷害後遺症保険金 | 2,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 100万円 |
疾病治療費用保険金 | 100万円 |
賠償責任保険金 | 2,000万円 |
救援者費用保険金 | 100万円 |
携行品損害保険金 | 20万円 |
適用期間 | 90日間 |
- 電車・バス(空港までのリムジンバス、電車)
- 渡航先での特別電車や高速バス
- 日本で申し込んだオプショナルツアー
- 海外ツアー(出国前)
- 空港に向かうタクシー・海外で利用したタクシー
※宿泊代は対象外
MileagePlusクラシックカードは、ユナイテッド航空やスターアライアンス加盟航空会社のフライトで使用可能なマイルを貯めることができるクレジットカードです。
海外旅行傷害保険は、一般カードで最高3,000万円の利用付帯で、新規入会キャンペーンとしてカードの利用額に応じてマイルが加算される入会ボーナスマイルを実施しています。
海外旅行傷害保険とあわせてマイルを獲得できる旅行好きにオススメなクレジットカードです。
\United航空のマイルが貯まる/
リクルートカード【利用付帯】
年会費 | 無料 |
---|---|
条件 | 利用付帯 |
傷害死亡/傷害後遺症保険金 | 2,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 100万円 |
疾病治療費用保険金 | 100万円 |
賠償責任保険金 | 2,000万円 |
救援者費用保険金 | 100万円 |
携行品損害保険金 | 20万円 |
適用期間 | 90日間 |
- 電車・バス(空港までのリムジンバス、電車)
- 渡航先での特別電車や高速バス
- 日本で申し込んだオプショナルツアー
- 海外ツアー(出国前)
- 空港に向かうタクシー・海外で利用したタクシー
※宿泊代は対象外
リクルートカードは、年会費無料でありながら業界トップクラスの1.2%という高還元率を誇るクレジットカードです。
リクルート関連のサービス(じゃらん、ホットペッパーなど)での利用時には還元率がさらに高くなり、じゃらんでの宿泊予約では最大11.2%の還元が可能です。
海外旅行傷害保険(最高2,000万円)や国内旅行傷害保険(最高1,000万円)が付帯しており、旅行時の安心も確保されています。
これらの特徴から、リクルートカードは日常の支払いから旅行まで幅広く使えるお得なカードです。
\利用付帯で通常ポイント還元率/
ANAカード アメリカン・エクスプレスカード【利用付帯】
年会費 | 6,600円 |
---|---|
条件 | 利用付帯 |
傷害死亡/傷害後遺症保険金 | 3,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 100万円 |
疾病治療費用保険金 | 100万円 |
賠償責任保険金 | 3,000万円 |
救援者費用保険金 | 200万円 |
携行品損害保険金 | 30万円 |
保険適用期間 | 90日間 |
- 電車・バス(空港までのリムジンバス、電車)
- 渡航先での特別電車や高速バス
- オプショナルツアー
- 海外ツアー(出国前)
※タクシーや宿泊代は対象外
ANAアメリカン・エキスプレスカードは、ANAのフライトでのマイルが効率的に貯まる特典があり、旅行やショッピングで多くのメリットを提供します。
ANAアメリカン・エキスプレスカードの海外旅行傷害保険は利用付帯で旅行で利用する航空券や空港までの電車やリムジンバス代金の費用をANAアメリカン・エキスプレスカードで支払う必要があります。
ANAアメックスカードの補償額だけでは物足りないと感じる方もいるかもしれません。
その場合、他のカードと組み合わせたり、別途海外旅行傷害保険に加入することをおすすめします。
\利用付帯で最大3,000万円の補償/
必要に応じて海外旅行傷害保険の加入が必要
渡航先によっては付帯されているクレジットカードでは補償が不十分であるケースがあります。
クレジットカード海外旅行傷害保険には、航空機遅延補償が付帯されていないケースがあるため注意が必要です。
必要に応じて個別で海外旅行傷害保険の加入や、クレジットカードの組み合わせて補償を手厚くすることをお勧めします。
利用付帯でも傷害治療費用保険金が200万円と、安い海外旅行傷害保険に加入しておけば安心ですね。
\ 利用付帯で傷害死亡3,000万円/
海外旅行保険の組み合わせの仕方
僕がオススメする海外旅行保険は航空チケットをボーナスマイルが付く、ANAアメリカン・エクスプレスなど購入し、空港までの交通費や現地でのリムジンバスをEPOSカードで購入します。
不足している補償は単体で海外旅行傷害保険で契約します。
EPOSカード | ANAアメックス | 海外旅行保険 | |
---|---|---|---|
保険料 | – | – | 3,030円 |
年会費 | 無料 | 6,600円 | – |
傷害死亡 傷害後遺症保険金 | 3,000万円 | 3,000万円 | 1,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 200万円 | 100万円 | 1,000万円 |
疾病治療費用保険金 | 270万円 | 100万円 | 1,000万円 |
賠償責任保険金 | 3,000万円 | 3,000万円 | 1億円 |
救援者費用保険金 | 100万円 | 200万円 | 1,000万円 |
携行品損害保険金 | 20万円 | 30万円 | 30万円 |
航空券遅延 | – | – | 1万円 |
年会費無料で補償内業が充実しているEPOSカード + ②海外旅行傷害付クレジットカードがオススメです。
\利用付帯で最大3,000万円の補償/
海外旅行傷害保険についてよくある質問
- サーチャージの支払いは利用付帯に含まれますか?
-
カード会社によりますが含まれるクレジットーカードもあります。(ANAアメリカン・エクスプレス)
- 海外で私物を盗まれた場合の手続きは?
-
保険会社、またはクレジットカード会社に連絡をして、現地の警察にポリスレポートを発行してもらいます。
帰国後、保険会社に必要書類を提出して保険金を受け取ります。
- 渡航先で怪我をしました。どのように病院に行けば良いですか?
-
保険会社、またはクレジットカード会社に連絡して症状を伝えると病院を紹介してくれます。
指示された通りに病院に行けば診察を受けることができます。保険会社によっては診察代を一度、支払い帰国してから返金して貰うケースもあるので、保険会社に支払い方法も確認しましょう。
【まとめ】クレジットカード 海外旅行傷害保険 必要に応じて単体契約が必要
旅行を計画する際、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険は重要な保険オプションです。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険は便利ですが、時には補償が不十分な場合もあります。
そのため、必要に応じて単体で海外旅行保険に加入することが推奨されます。
オススメはクレジットカードの保険とは、別に安い海外旅行傷害保険に加入することでコストを抑えられて安心した補償を受けられるでしょう。
また、「航空機遅延保険」はクレジットカードの保険機能に付帯されていないことが多いので注意が必要です。
補償内容に不安を感じたらクレジットカード会社に問い合わせてからの渡航をお勧めします。